あおば内科クリニック
院長ご挨拶
院長ご挨拶
「あおば内科クリニック」創業者の八戸 洋先生が院長職を勇退することになり、2021年6月1日より院長に就任しました能正 勝彦(のうしょう かつひこ)と申します。札幌医科大学医学部を卒業後、札幌医科大学第一内科に入局して、道内の関連病院での勤務、米国(ボストン)の海外留学では大腸癌の分子病理疫学研究に従事しました。帰国した2010年から約10年間を札幌医科大学附属病院消化器内科(旧 第一内科)で勤務し、胃・大腸の内視鏡検査、また消化管腫瘍の臨床・分子生物学的研究に携わってきました。
当院での診療におきましても、これまで培ってきた臨床経験を活かし、自身の専門分野である消化器疾患の診断・治療を更に充実させたいという思いがあります。その実現のために質の高い内視鏡検査やピロリ菌の除菌治療などを積極的に行うことで、消化器癌の予防と早期発見・治療に力を入れていきたいと考えております。
また消化器領域における慢性疾患の代表格である便秘症ですが、近年、新規便秘治療薬が多数出現し、その治療戦略は転換期を迎えております。便秘症は女性に多い疾患ですが、高齢者になると男性でもその頻度は高くなり、後期高齢者以上の年代になると男女差はほとんどなくなります。よって超高齢化社会を迎えている我が国において、性別を問わず、便秘症患者の増加が予想されますので、適切な薬剤の選択を行い、お困りの患者さんには快適な排便習慣を提供していきたいです。
消化器疾患だけでなく、高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣に関連した内科疾患もこの先、更に増加することが予想されます。感染症に対する治療や疾病予防のためのワクチン接種等も含め、一般内科領域も広く診療することで、地域住民の皆様の健康を全力で支えていきたいと考えますので、リニューアルした「あおば内科クリニック」をよろしくお願いいたします。
院長プロフィール
主な学歴
- 1991年3月函館ラ・サール高校卒業
- 1991年4月札幌医科大学 医学部医学科入学
- 1997年3月札幌医科大学 医学部医学科卒業、医師免許証取得
- 2006年3月札幌医科大学 大学院医学研究科修了・医学博士
主な職歴
- 1997年札幌医科大学医学部附属病院(内科学第一講座) 臨床研修医
- 2000年札幌厚生病院消化器科 医師
- 2002年札幌医科大学医学部附属病院(内科学第一講座)診療医・大学院生
- 2007年ハーバード大学ダナファーバー癌研究所(米国 ボストン)博士研究員
- 2010年札幌医科大学医学部 内科学第一講座 助教
- 2013年札幌医科大学医学部 消化器・免疫・リウマチ内科学講座 講師
- 2016年札幌医科大学医学部 消化器内科学講座 講師
- 2021年あおば内科クリニック 院長
- 現在に至る
主な採用・受賞歴
- 2008年日本学術振興会 海外特別研究員
- 2012年日本癌学会 奨励賞
- 2013年日本内科学会 奨励賞
- 2015年日本医師会 医学研究奨励賞
- 2016年北海道科学技術奨励賞
- 2016年日本消化管学会最優秀賞(基礎部門)
- 2018年日本消化器癌発生学会 大原毅賞
学会役員
- ・日本消化器内視鏡学会 学術評議員・北海道支部評議員
- ・日本消化器病学会 学会評議員・北海道支部評議員
- ・日本消化管学会 代議員
- ・日本消化器癌発生学会 評議員
- ・札幌市医師会代議員
資格
- ・日本内科学会 総合内科専門医・認定内科医
- ・日本消化器病学会 認定消化器病専門医・指導医
- ・日本消化器内視鏡学会 認定消化器内視鏡専門医・指導医
- ・日本消化管学会 胃腸科指導医
- ・日本医師会認定産業医
- ・かかりつけ医認知症対応力向上研修 修了
- ・日本内科学会認定JMECC 修了
- ・がん薬物療法専門医インテンシブプログラム 修了
- ・がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会 修了
- ・障害者総合支援法にかかわる主治医研修 修了