部門紹介
検査科
精度の高い検査を通して
診療の質向上に努めています
検査について
検査には大きく二つに分けて、血液や尿を調べる検体検査と心電図検査や超音波検査(エコー)などの生理検査があります。当院の検査室では、検体検査の尿検査と生理検査を行っており、血液検査は外部委託となっております。
スタッフ一同、患者さんの病気を早期に発見できるよう各種検査の技能・知識の向上を目指し、各学会主催の講習会・学会等に積極的に参加しております。また、安心して検査を受けていただくため、丁寧な検査説明を心がけております。
生理検査のご案内
心電図検査
心電図検査では、虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症など)や不整脈などを調べるための検査です。
検査時間は数分で、検査時に痛みはありませんのでご安心ください。
その他に、24時間携帯型のホルター心電図という検査もあります。小さい携帯型の心電計を装着し、24時間計測・解析することで、普段の日常生活における心臓の動きを調べられます。
ABI/PWV検査
腕と足首の血圧を測り、動脈の詰まり具合(狭窄や閉塞)、動脈の硬さ(動脈硬化の程度)などを調べます。
検査は仰向けになり、心電計を装着し手足の血圧を計測します。ABIとPWVは同時に検査することが可能なため、検査時間は準備時間を含めても10分程度で終わります。
超音波検査
腹部、心臓(経胸壁)、頸動脈、下肢静脈、甲状腺などの領域の検査を行っております。
超音波検査の利点は、痛みを伴わないこと、被ばくのリスクがないため繰り返し行えること、痛みやしこりを自覚する部位の確認をしながら検査を行えることです。
検査時間は20~30分程度で終わるものがほとんどですが、検査する領域によって異なります。
また、検査する領域によっては食事制限をさせていただきます。
呼吸機能検査
肺の大きさや働きなど、肺の状態を調べる検査です。
検査の際はマウスピースを装着していただき、さまざまな状態で息を吸う・息を吐くなどします。
タイミングなどが重要で、患者さんと検査担当者が協力しながら検査を行います。
痛みを伴わない検査で、食事制限もありません。検査時間は10~15分程度です。